福島県立医科大学 医学部

【合格者の声】30歳・歯科医師からの医学部再受験 (1)

2014年度最終合格者 上栗千典さん 福島県立医科大学医学部医学科合格 

[2014年度受験結果]《国公立》福島県立医科大学医学部 前期 最終合格/《私立》大阪医科大学医学部 最終合格/関西医科大学医学部 最終合格/産業医科大学医学部二次合格(三次棄権)/自治医科大学医学部 一次合格/日本医科大学医学部 一次合格

 

2013年夏、湘南国際村合宿にて
2013年夏、湘南国際村合宿にて

EKM入塾に至るまで

 

 私は高校卒業後に鹿児島大学の歯学部に進学し、歯科医師のライセンスを取得して研修を経たのち、大学院へ進んだ経歴があります。結局、大学院のほうは自分のやりたい方向性と実際学ぶ内容に違いを感じて中退しました。そして、その後は歯科医院で歯科医師として働いていました。

 

そうしているうちに、以前から医師になりたいと思う気持ちがあったことに加えて、医師のライセンスを持って歯科治療を行うことのメリットがあるのではないかと考えるようになり、医学部を受験をしようと思い至りました。

 

以前に、国公立大学の歯学部を受験した経歴があったので、受験科目などの面においても独学でいけるかなと考え、1年自分で勉強をして新潟大学の医学部を受験したのですが、その時はやはり不合格でした。

 

1年目は、その1年で終わりにしようと思っていたので、翌年は普通に歯科医師として、半年間は受験勉強も一切やめて、仕事をしていました。しかし、やはりどうしても諦めきれず、「これが本当に最後」という気持ちで、とにかくもう1回ちょっとやってみようと決意しました。

 

ただ、前と同じように独学でやっていたら、同じ結果になってしまうのではないかと考え、医学部受験を専門にしている予備校に在籍しようと考え、いろいろ調べている中で塾長と教室長が書かれた本(『30歳・文系・偏差値30でも医学部に受かる勉強法』)を読んだり、ホームページを見たりする中で、EKMがいいかなと思い、入塾の相談に行きました。

 

塾を選ぶときにイメージしていたのは、塾の進めている学習方法を取り入れつつ、かつなるべく自分のペースも保ちながら勉強できる環境がいいな、と思っていました。また、大手のように沢山の受験生がいて、ちょっと講師の方と距離があるところよりも、先生との距離が近く、また塾の仲間とも仲良くやれるような環境の方が、自分に合うのではないかということも考えていて、それで、その環境が揃っているのがここかな、と思いました。

 

私はなにごとも第一印象で決めてしまうことが多くて、ここに面談に来てすごくいいな、と思ったのでそれですぐに入塾を決めました。

 


【合格者の声】30歳・歯科医師からの医学部再受験 (2)

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入塾直後のEKMの印象

 

 私が入塾した時期は、正月明けすぐの、新年度開講前(プレ期)だったので、最初は自学習や個別質疑中心でした。一人ひとりに、入塾前のテストの結果や学習歴をよく加味して、どれくらいの難易度の参考書を勉強したほうが良いとか、細かく指示していただいたので、すごく勉強のスタートがしやすかったのを覚えています。

 

とにかく先生に推していただいた参考書を学習計画通りに解いていけばよかったので、スムーズに勉強を始められる感じでした。環境としても、同じ時期に入塾した社会人・再受験生の仲間もいたので、すごく馴染みやすいな、という印象を受けました。

 

EKMでの新年度開講後で

 

 本格的に本科の授業が始まって人数が増えてきても、1クラスはせいぜい10名程度の少人数クラスだったので、本当に周りの人たちとはすぐに打ち解けて仲良くなりましたし、やはり、自分と同じくらいの歳の人とか、学習環境が似ている人も多かったので、その点はすごく良かったですね。先生にも気軽に質問できる環境でしたし。

 

仲間同士では、「合格したら何をするか」といった雑談や、医師という仕事の真面目な話以外にも、入学後の学生生活のことなども話たりしました。受験から結構離れていたので、今の受験の雰囲気とか、私立の医学部を受験された方もいたので、あそこの大学はどうだ、とか、センター試験がどう、とかを教えてもらったり、情報交換もしていました。

 

独学のときは、過去問を解いたときに英作文や記述形式の問題があると、採点の判断がつかなかったのですが、EKMの指導では、授業中やその前後に個別の質疑に応じてくれる時間が確保されていて、問題の採点をしていただいたり、直前期には添削もしていただけたので、特に助かりました。

 

授業の空き時間も気軽に質問できる環境だったので、質問を溜めると結局面倒で聞きに行かなくなってしまうタイプの自分でも、分からないことをすぐに質問して解消できて、そこも良かったと思います。

 

それから(4週間に1度の)「スコレーテスト」もよかったです。定期的に自分の学力を客観的に評価でき、校内で自分の学力が今どの辺にあるのかといったことを意識できました。

 

それから、受験情報の面でも、自分自身でもなんとなく私大医学部のだいたいのイメージは持っていたのですが、各大学の細かい特徴、特に2次試験の面接の形式であったりとか、そういった情報はなかなか自分では得られないので、受験本番の期間中はすごく助かりました。

 

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【合格者の声】30歳・歯科医師からの医学部再受験(3)

2014年度最終合格者 上栗千典さん 福島県立医科大学医学部医学科合格

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[5] 学習面で苦労したこと、特に努力したこと。

 

 受験期に突入する前までは、週に1日は仕事に出勤して週5日は塾に通学して…という生活パターンでした。仕事以外の5日間はずっと勉強できるので良かったのですが、たとえ週1日とはいえ、まるっきり仕事にとられてしまう日があると、勉強に戻ろうとしても微妙に調子が掴みづらくなってしまったりする部分があり、その調整が大変だったなと思います。

 

特別に何かを習慣化してやった、ということはなかったのですが、数学・英語・物理・化学・国語・社会のうち、メインとなる科目は2科目程度ですが、そのほかの科目にもすべて、必ず、少しでも良いので目を通す、ということをずっと意識していました。

 

そういう勉強スタイルの中で、仕事が入る日は、空き時間がコマ切れになってしまうので、頭を使う計算系のものはやりづらく、なるべく暗記系の、特に社会や英単語を中心にやりました。理系科目では、よく忘れてしまう事だったり、いつも間違える問題を、全部小さいノートに書きだしてまとめていたので、そのノートを空き時間に見返すようにしていました。

 

Q.上栗さんの苦手科目はどの科目でしたか?

 

 古文・漢文は一番苦手で苦労しました。最後まで克服したとはいえなかった科目です。自分なりには時間を割いてやっていた感はあるのが、もうちょっと深くやっておくべきだったのかなぁ、という反省はありますね。古文・漢文で安定して点が取れるようになるためには、センターレベルよりもう1ランク上の力を付けておかないと安定して点は取れないと塾長がおっしゃっていましたが、その通りだと思います。

 

全国模試では、毎回結構バラつきはあったのですけど、7割~8割の間を行ったり来たりという感じでした。文法は落とさなかったのですが、特に古文は文章量が多いので、それをスピーディに読んで、かつ意味をしっかり取るというところでかなり苦戦しました。本番直前期だと時間がなくて厳しいので、早い段階から始められるのであれば、英語と同じように、例えば全文訳をしてみたりとか、単語とか文法とかも少しずつでも毎日やるなどの積み重ねが必要な科目だと思います。

 

Q. 同じ国語で、現代文のほうはどうでしたか?

 

 評論と小説は安定して点数が取れている実感がありました。エコールでは早い時期から現代文を重視した授業があったので、直前期になっても現代文のほうは焦ってやることなく済みましたね。

 

Q. では反対に、自信を持てる得意な科目はありましたか?

 

 得意と思える科目はなかったのですが、今回の受験で一番意識したのは数学でした。数学はやはり、その時に出た問題によっては本当に大問を丸々1個落としたりだとか、点数にもバラつきが出やすい科目だったので。

 

私は現役の時や、独学で受験した際にも、数学がすごくネックになっていたという印象があったので、とにかく数学を本番までにある程度自信を持って問題に臨めるくらいにはなっておきたいという意識がありました。2次力があれば、センター試験に関してはとくに気にしなくていいと思っていたので、センター試験の過去問を本格的に問いたのは12月に入ってからでした。

 

他に、私が全科目を通して強く実感したのは、それぞれの科目は、相互に何のつながりもなく「縦」にあるようなイメージだったのですが、学習を進めていくうちに、各科目ごとには横のつながりがあって、例えば社会であれば、政治経済の知識を持って、英語の問題に取り組んだときに、すごく理解がしやすくなっていました。物理と化学も、結構横のつながりがあったり、もちろん、数学と物理にもそれを感じました。繋がりを実感できたときは、とても面白かったです。


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合格記念写真:2013年度本科生 上栗さん(福島県立医科大)

(前列)事務局・寺井、事務局・竹生 (後列)瀬戸教室長、上栗さん、原田塾長

見事、福島県立医科大学医学部に合格を果たした、2013年度本科生上栗さんとの記念撮影です!

 

前期日程で合格されましたが、その後は福島での家探しに奔走(震災後の影響もあり、単身者向け住宅が慢性的に不足しているとのこと)、なんとか目処がたってホッとしたところでの撮影となりました。

 

第一志望は、国公立大学ならばどこでも。私大では、学費の工面のつく大学という範囲で、自治医大、産業医大、大阪医大、関西医大、慈恵医科大、日本医大、昭和大などを受験され、慈恵以外の全校で一次合格、大阪医大、関西医大では最終合格をはたしました。(産業医科は二次合格後、三次は棄権。)

 

上栗さんは歯科医師免許有する現役の歯科医師で、ちょうど30歳。EKMには『30歳・文系・偏差値30でも医学部に受かる勉強法』に共感しての来訪・入塾でした。しかし、出身の歯学部は難関の国公立大学で、文系でも偏差値30でもありません。

 

そのため、初めて入塾相談にみえた際に、瀬戸教室長からは「あなたの受験経験や基礎学力をもってしても、EKMのような手とり足とりのケアが必要ですか?もっとサッパリしているけれども学費の安い大手予備校でも十分ではないですか?」と、お話したほどでした。

 

しかし上栗さんは、お仕事のかたわら独学で医学部再受験に挑戦したものの結果が得られず、「独学に限界を感じる。医学部合格が最終目的ではなく、その後の医療活動が目的なので、一年でも早く確実に医学部に入学するためには、プロの懇切丁寧な指導が受けたい。」という強い思いを述べられ、その覚悟を受けとめ、「来年、絶対に合格させます」としたのが2012年の12月のことでした。

 

明けて2013年の早春から、渋谷本校の本科生として在籍し、本科の唯一の休日=月曜日に週1日のみ歯科医師として勤務をつづけながら、火曜日から日曜日までの6日間は毎日10時間程度勉強するという一年でした。

 

上栗さんの勝因として、教室長は「基礎からの学び直しをおろそかにせず、二次で重要となる科目はもちろん、センターでしか使わない科目まで、まんべんなく計画を実行・修正管理・反映できたこと」を第一に挙げています。

 

また、「センター試験では予定得点を下回りひやっとしたが、出願先選定の際にも(多くの人がそうするように)一人で暴走することなく、しっかりと我々の提案を受けとめてくれたこと、そして、期待どおりに二次で逆転を果たしたこと。」で、夢を実現されました。

 

さらに、「これは、ご本人も言っていたけれど、独学のときには視野に入れていなかった私大受験も、EKMの指導方針のとおりに併願したことで、本番(国公立二次)前に、次々と難関医大に合格を果たせたことも、精神面での支えになったようですよ。」とのことでした。

 

これから、上栗さん本人への合格者インタビューが行われるので、より詳しい本人談を後日公開したいと思います。

 

上栗さん、おめでとうございます!!(福島は東京から遠くないし、とくに宇都宮にはもっと近いので、後輩の面倒を見に来てくださいね!)