医受験 合格する人・しない人 vol.1

合格に必要なマインドとは?

現在、医学部・獣医学部入試の難易度は「勉強ができる人」(≒偏差値でいうと、安定して65 前後をキープする人)だけが合格できるレベルのものです。しかし、超進学校の理系エリートたち(≒受験偏差値の高い人たち)の中にも、何年も浪人した挙句、最終的に医学部進学をあきらめる人がいます。一方で、EKM に集うような“逆境型受験生” の中にも、見事、医学部・獣医学部への合格を勝ち取る人がいます。これはなぜでしょうか? 

 

教 室 長  瀬 戸  雅 美
教 室 長  瀬 戸 雅 美

医系学部がどんなに難しいといえども、所詮は大学受験。「正しいやり方」で学び、弱点を補完する「戦略」をもって行けば、自然と合格がついてくる試験であることは、常々語っている通りです。そして、この「正しいやり方」と「戦略」をあの手この手で提供するのが私たちEKM の務めでもあります。

 

しかし、この「正しいやり方」をもってしても、なかなか思うように伸びてこない…辛くて今にも挫けそう…そもそもやる気があるのかどこか怪しい…EKM 塾生の中にも、そんな人がちらほら見えるのもまた事実です。

 

今年で大学受験指導に関わって20 年、医歯薬獣医系の受験指導に関わって10年になります。この間に、夢を叶えた受験生と、諦めた受験生を数多く見てきました。学力がグングン伸びて合格する人や、苦しいところから這い上がって感動の合格を果たす人もいれば、残念なことに合格に至らず、受験を断念せざるを得ない人もいる。

 

両者の違いは何なのか?もちろんそこには学力の差があるのですが、その学力を伸ばすための特質-人格的な“徳” のようなもの-があるとすれば、それを芽生えさせ、伸ばすことこそが重要なのではないか…そんな風に考えるようになりました。

 

とかく精神論や根性論に流れがちな受験勉強を、科学的なアプローチで指導・伝授するのがEKM のやり方です(ここでいう「科学的」とは再現性があるということ:すなわち、いつ、誰が、どのような環境で行っても、ほぼ同じ結果をもたらすという意味です)。しかし、この科学的アプローチと共に“医受験成功の両輪” を成す、合格に必要な心構え、精神の態度、マインド…があるように思えて仕方ありません。ちなみに、この心構えは、受験生本人のみならず、本人をサポートすべき立場にある保護者各位、また、日々指導する立場にある我々講師・スタッフにも求められるものです。本連載では、これまでに見てきた多くの受験生の実例と共に、この合格に必要な「マインド」をみなさんと一緒に考え、お伝えしていきたいと思います。

 

〔次回予告〕第2 回「 中庸-the golden mean が大切」