ふざけた医師のマジメな話 vol.4

医師 富 所 潤 先生
医師 富 所 潤 先生

 ハロ~♪どう?頑張って勉強してる?暑くても寒くてもくじけず頑張るのよ!
という事で、講演でも話した通り我々医師は皆さんと一緒に働ける時を待っています。一日も早くこっちの世界に来て下さいね!


 さて、先日の講演で皆さんを前にしたとき、一瞬にして予備校時代の自分がフラッシュバックしました。周りにはいろんな経歴の持ち主がいて、なんとなく自分は勉強ができると思っていたのに、よく考えてみたら今の自分なんてちっぽけな存在でしかない。惨めな存在だって。1年間ずっと思っていました。人は社会貢献できて初めて社会人と名乗れます。再受験の方は社会人だという自負があるかもしれませんが、医師になった時の社会貢献度は他の業種とは比べ物になりません。それだけ大きな責任のある職業です。今はその大きな社会貢献をするための大切な準備期間なんだと思って下さい。医師になって果たす責任は非常に大きく、他人の人生を大きく変えることなど日常茶飯事です。その大きなプレッシャーと戦うためには医師になるための準備期間をいかに真剣に過ごすかが大切になってきます。準備は辛いのです。大丈夫、医学生になったら大いに学び大いに遊んで下さい。いろんな世界の人達と積極的に交流してください。医師とは単に椅子に座って診察するだけの職業 ではありません。みなさんのような多様な経歴は必ずや仕事で活きてくることでしょう。それを活かせるかどうかは今の猛烈な勉強にかかっています。後ろを向かず横を向かず、合格という目の前の目標だけを見て頑張って下さいね!

質問コーナー

Q.日本の大学で医学部を卒業した後、外国で医師として働くさいには、どのようなプロセスがあるでしょうか。


A.働く国にもよりますが、例えばアメリカなどは日本の医師免許で医療活動を行うことはできません。アメリカは州ごとに資格審査、試験を行ない、その地域で通用する医師免許証を発行しています。ですので日本のように連邦政府公認の医師免許証というものすら存在しません。また通常2~3年ごとに免許証は更新され、更新時には講習の受講が必要で、非常に面倒臭いのが特徴です。一方で、ドイツやフランスは例外を除いて海外からの医師を認めていまあせん。このように、行きたい国によってかなり制度が違うので、漠然と海外と考えるのではなく、この国で働きたいと決めてから調べるとよいでしょう。

明日、何をすべきか 分からない人は不幸である。
⇨やらなきゃいけないことが分かってる君たちは幸せなのだ!


■ 筆者プロフィール:富所 潤 Tomidokoro Jun

 整形外科医にしてフィッシングギアテスター・インストラクター。医学部卒業後、石川県の能登半島で地域医療に従事するかたわら、ボートフィッシングでアオリイカを釣る「スパイラル釣法」を考案。その釣果の凄まじさに、釣りのプロである地元漁師たちから「イカ先生」と命名される。海・ルアー・ボート釣り関連の雑誌連載、釣法解説のDVDや釣り番組への出演多数。釣りファンの間では「いつお医者さんやっているのか?」想像もつかないほどの人気・大活躍ぶりながら、外来・手術・当直の激務をこなし、全国各地での学会や勉強会にもバリバリ参加するスーパードクター。