受験ニュース:2014年度入試今年度入試の主な変更点

 2014年度入試の要項もほぼ出そろい、昨年度入試からの変更点も明らかになりました。現時点でわかっている範囲での主な変更点をお知らせします。より正確な情報については、必ず大学の入試要項を入手するようにしてください。

1.試験科目・選抜方法の変更
◆自治医科(医・一般):今までは数Ⅱまで、理科Ⅰの範囲で受験可能だったが、数学B、ⅢC、理科Ⅱが必須に。「現役に有利」という前評判も変わるかもしれません。:【13年度】①英語、②数学(Ⅰ・A・Ⅱ)、③④理科2科目(物理Ⅰ・化学Ⅰ・生物Ⅰより2つ)、⑤論文、⑥面接 →【14年度】①英語、②数学(ⅠA・ⅡB・ⅢC)、③④理科2科目(物理Ⅰ・Ⅱ、化学Ⅰ・Ⅱ、生物Ⅰ・Ⅱより2つ)、⑤論文、⑥面接
◆東海(医・一般):適性試験が廃止されます。【13年度】英語、数学、理科1科目、論文、面接、適性試験 →【14年度】英語、数学、理科1科目、論文、面接
◆近畿(医・公募推薦):1次試験と2次試験を導入。【13年度】①英語、②数学、③理科、④面接 →【14年度】[1次] ①英語、②数学、③理科 [2次]①論文(段階評価)、④面接(1次試験通過者が、2次試験に進める。論文が追加)
◆産業医科(医・一般(2次)):試験時間変更と論文試験の配点化。
【13年度】①論文60分(点数化しないが重視)、②面接(点数化しないが重視) →【14年度】①論文120分(配点50点)、②面接(合否判定の際に重視する)
◆信州(医・前期・2次):2次試験に英語が無かったが、今年から試験科目に。【13年度】数、論、面 →【14年度】英、数、論、面
◆岐阜(医・前期・後期):面接試験が無かった「再受験生の聖地」がいよいよ面接導入。【13年度】英・数・理2 →【14年度】英、数、理2、面(面接(集団)を追加)
◆佐賀(医・前・後・セ試):「倫理、政治経済」が選択可に。今まで選択できなかったのはなぜ?【13年度】歴公は地歴Bと現社・倫・政経から選択可 →【14年度】歴公は地歴Bと公民から選択可
◆熊本(医・前期):面接試験が追加。【13年度】英・数・理2(2段階:10倍)→【14年度】英、数、理2、面(5倍)面接を追加・第1段階選抜予告縮小
◆ 東京医科歯科大(歯学部・口腔-口腔保健工学):理科が1科目になって負担が減り、代わりに2次試験で小論文を新規実施。【13年度】英、数AB、国、理科《物、化、生→2》《地公》/2次:面接、実地 →【14年度】英、数AB、国、理科《物、化、生→1》《地公》/2次:小論文、面接、実地
◆鳥取(農・共同獣医):総合試験を廃止、英語と理科の試験導入。【13年度】AOを廃止、一般前期で、総合試験廃止、学科試験を導入 →【14年度】【英】《物ⅠⅡ、化ⅠⅡ、生ⅠⅡ→1》

2.募集人数・募集形式などの変更
◆獨協医科: AO入試で栃木県地域枠入試3名、一般入試で定員3名増、かわりに一般試験栃木県地域枠で3名減。【13年度】一般50、セ試20、栃木県地域枠10、推薦30、AO10 →【14年度】一般53、セ試20、栃木県地域枠7、推薦30、AO10(内訳:一般7、栃木県地域枠3)
◆獨協医科:AO入試で出願資格変更。【13年度】4年制以上の大学在籍者→【14年度】4年制以上の大学に在籍し2年次までの課程を修了している者(ただし、出願時の休学者(留学等による休学を除く)及び医学部医学科在籍者を除く)
◆日大(歯―歯):公募推薦・新規実施
◆北里:一般入試89名中、相模原市修学資金枠1名。
◆東海(医):一般入試定員を10名増やし、編入定員を10名減らす。【13年度】一般60、セ試3(神奈川県地域枠)、編入30 →【14年度】一般70、セ試3(神奈川県地域枠)、編入20
◆金沢医科(一般):試験会場変更。東京試験会場はTOC有明から、五反田のTOCビル本館に戻る。昨年は遠くて不便だったから、志願者には朗報です。
◆金沢医科(AO):試験時間が変更。【13年度】面(個人)20分→【14年度】15分
◆愛知医科(医・推薦):推薦枠25名のうち10名が「推薦依頼校制」だったが、すべて公募制に一本化
◆藤田保健衛生(医・推薦):推薦枠20名中大学課程履修者5名だったが、「大学課程履修者若干名含む」に変更。事実上の「減」。
◆関西医科(一般):前期のみの募集だったが、14年度は一般後期を新設。試験会場に名古屋・福岡会場を新設。
◆近畿(医):出願方法を「原則インターネットでの出願のみ」に変更。画期的である。
◆岐阜(前・後):2段階選抜は、前期は「実施しない」、後期は40倍だったが、どちらも「実施」になり、かつ約15倍とする。ある意味特殊な受験校だった岐阜大だが、普通の医学部になった様相。
◆大阪(前期):2段階選抜の実施方法変更。【13年度】約3倍 →【14年度】センター試験総得点630点(900点満点)以上、かつ定員の約3倍まで。
◆大阪市立(前期):2段階選抜の実施方法変更。【13年度】5倍 →【14年度】センター試験で650点(900点満点)以上の者を合格とする。倍率は問わない模様。
◆岡山(医・医):後期入試を廃止。あらたに地域枠で推薦入試実施。
◆広島(医):募集区分・人員変更。【13年度】一般:前期75名、後期25名(一般22、ふるさと枠3)、AOⅡ期:3名、推薦(ふるさと枠):17名(広島県15、岡山県2) →【14年度】一般:前期75名、後期20名(ふるさと枠は廃止)、AOⅡ期:5名、推薦(ふるさと枠):20名(広島県18、岡山県2)
◆九州(医・医):後期試験を廃止し、前期の定員を増加。【13年度】前期96、後期15 →【14年度】前期のみ111名
◆長崎(医・医):AO入試廃止。
◆熊本(医)(前期):2段階選抜10倍を5倍に変更。後期日程を廃止。

●今年度のセンター試験:
 今年度の大学入試センター試験の案内は、9月2日配布開始です。なお出願は、昨年同様、10月1日から11日まで。


●愛知医科大が夏休み前に「繰上げ」合格発表!

 愛知医科大学7月17日、1月に実施した医学部入試1次試験で出題ミスがあり、18人を追加合格に。化学のある設問で正解が出せない問題があり,全員を正解にしたところ、補欠合格者のうち18人が追加合格になり,うち9人が入学意思を示したとのこと。1次試験不合格者のうち46人は2次試験からやり直すそうです