EKM-OB・OG大学ルポ vol.06

聖マリアンナ医科大学(医学部) (レポーター:成川ほの香)

 こんにちは。今回レポートを担当する、聖マリアンナ医科大学医学部2年の成川ほの香と申します。今回は簡単に聖マリアンナ医科大学の様子をレポートさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。


 1年生から2年生に上がる時、休学していた学生も含めて19人が留年しました。新入生は一般入試から入れる人数が100人、推薦入試から入れる人数が15人 で、毎年計115人と決まっています。従って今年の1年生は留年生と併せて130人超…新入生は教室が狭くて可哀相です。
ただ、留年した学生は決して皆が皆、不真面目で医学生の本分である勉学を疎かにしているわけではありません。我が校が殊更他の医学部―特に国立医学部に比べると、進級にシビアなせいでもあるのです。


 また、今年から進級に必要な定期試験での成績条件も大きく変わりました。前期、後期共に試験対象となる科目では両者の平均点、どちらかしかない教科ではその 点が全体の科目数(2年次では14科目)の6割以上の数(つまり9科目以上)60点を切ると、再試を受けさせず即刻留年決定となるのです。
更に、留年したその年は所属している部活動への参加が一切禁止となります。
国家試験の合格率がここ数年芳しくなく、教授陣が焦る気持ちも解りますが、果たしてこの進級制度は、本当に国試合格率向上に寄与するのか―甚だ疑問を呈したいところであります。


 話題は変わりますが、2年生は非常に実習の多い学年です。前期一番最初の実習は生理実習で、ものによっては夜の7時過ぎまで地下の実習室に閉じ籠ることとな ります。更に生理実習では実習毎にその実習に関するレポート提出が義務付られており、この提出に遅れたり提出しなかったりすると、これも進級に暗い影を落 とします。
続く生化実習では、生理実習に比べ終了時刻も早く、レポートもありません(その代わり実習内容の確認テストがありますが)。
後期は解剖実習があり―先輩方の話によるとこれがとても辛いのだそうですが、私はまだ詳細を知らないので、ここでは割愛させて頂きます―、その後の生体防御実習ではなんと夜の10時までかかることもあるそうです。


 大変なことの多い聖マリアンナ医科大学医学部ですが、部活動など、楽しいこともたくさんあります!先輩方は皆さんの入学を首を長くして待っています!!

 


【編集長より】

OG成川さんからのルポでした。成川女史らしい,ウィットのあるルポでしたね。医学部残酷物語チックな(?)雰囲気をかもし出していましたが, 本人はとても充実しているようなので私たちは心配していませんよ。成川さんは現在講師デビューも果たしました。渋谷本校ではさらにパワーアップした成川さ んに会えますよ。