【合格者の声】高卒後5年目につかんだ医学部合格(2)

2014年度最終合格 山口あり裟さん 岩手医科大学

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[6] 年間を通して気を付けたことや工夫(学習習慣やメンタルケアなど)

 

自分で決めたスケジュールに従って勉強することは前に述べた通りですが、どうしても疲れてしまったり、思い悩んでしまった時は、「どうにでもなれ」と思って寝てしまうようにしました。思い悩みがちな私でしたが、その一方で、大体のことは寝て起きれば回復するので(笑)、起きたらすぐ勉強、と心がけることで、乗り切ることが出来ました。

 

 

[7] EKMの印象的な授業や先生

 

2年目に原田塾長が、3年目には瀬戸先生が担当された、サンデルの授業(※)です。この授業では、各受講生に分担が割り当てられ、個人個人で和訳を準備して、授業の場でそれを口頭で順番に述べていく形式でした。EKMには大卒の再受験生が多いのですが、その方たちによるとまさに大学のゼミのような形だとおっしゃっていました。

 

自分が和訳した文章を発表する中で、つかえたり分からなかったところをすぐに直で正しく治してくれる、文法の授業とは全く違うアプローチで、学んだ知識が統合されていくことを実感し、英語への苦手意識がなくなっていきました。また、分担があるということで、責任感も芽生えました。

 

 

[8] 入試本番期の思い出(本番~合格通知到着まで)

 

一次合格をいただいた川崎医科大学では、事前の面接練習が不十分だったため、瀬戸先生が現地まで同行して下さいました。まず岡山へ向かう新幹線の中で、過去の質問事例をまとめた問答集をもとに、一緒に回答を準備しました。現地到着後は、ホテルの部屋を使って模擬面接をしました。ドアの開け閉めから挨拶の仕方といったマナーまで、私がそれまで知らなかったことを教えてもらいました。

 

本番では、瀬戸先生とも「これは聞かれないよね~、でも一応準備しておこうか」と、聞かれる可能性が低いと思っていた質問が聞かれて驚きつつ、「万が一のため」準備していた回答を述べました。それは、「今まで一番感動したことは何ですか?」という質問で、「貴学から一次合格をいただいたことです」という回答です(笑)。面接の先生方も笑っておられましたが、私は、「念のためと言いながら、準備しておいてよかったな」と内心ほっとしていました。

 

私は、EKMでの2年目が終った時(昨年)、「5浪はしたくないな」と思っていました。その時に、瀬戸先生と母とで三者面談を行いましたが、その時に瀬戸先生は「2年間頑張ってここまできた。あと1年やったら受かる」とおっしゃり、母も「4年も5年も変わらないよ」と言ってくれて、「あと1年だけやろう」と思いました。

 

そのようにして「これで最後」と臨んだ3年目の入試では、複数の大学から一次合格をいただきながらも、二次では補欠待ちとなり、一時は歯学部への進学を決意して、進学する準備をしていました。そして、最後の最後で岩手医科大学から合格の通知が届き、驚きと喜びと共に、大急ぎで入学手続きや引っ越しの準備をしなければならず、一気に慌ただしくなってしまいました。

 

 

[9] 合格をつかんだ今、周りの人たちへのメッセージはありますか?

 

《エコールの皆さんへ》いつも暖かく指導してくださった塾長・教室長、丁寧に教えて下さった先生方、いろいろな手続きを代わりに行ってくださったスタッフの皆さん、お世話になったすべての方に、心から感謝しています。私が在籍していた3年間を通して、生徒さんの数が年々増えていますが、これからも、私がEKMのいいところだと思っている、「一人一人に目を向ける」塾でいてほしいと思います。

 

《今、そしてこれから受験をするみなさんへ》私は小学生高学年のころから高校の3年間まで、ずっとテニス1本で、勉強を放棄していました。「休まず通う」という所からスタートした私は、伸び悩みながらも、勉強の習慣を身に付けることで、医学部に合格することが出来ました。私は特に長い時間がかかりましたが、今、なかなか学力が上がらなかったり、合格をつかめず苦しい思いをしているとしても、あきらめずに頑張ってほしいと思います。すべては、勉強を習慣化することです。

 

《母へ》 ずっと私を支えてくれた母には、感謝と共に、受験生活を通して、金銭面で負担をかけてしまったので、早く医師になって恩返しをしたいと思っています。

 
(おわり)