“春の全国模試”の受験の仕方について

合格可能性判定のための「志望校」はどこを書けばよいのか?

みなさん、こんにちは。
 
明日、5/4(日)の第1回全統マーク模試を皮切りに、3週間つづく“春の全国模試”月間がスタートします。
 
そこで今日は、受験業界ではあたりまえすぎて指導されることのない、「志望校の記載について」、ひとつアドバイスを差し上げたいと思います。
 
「医学部ならばどこでも御の字なので、志望校はないです。。。」
 
「まだ、履修もおわっていないほどなので、合格判定は意味がないから書きたくないです。。。」
 
いずれもその通りなのですが、しかしそれでは、模試の受験料と、貴重な日曜日丸一日の時間と労力があまりにモッタイナイ。
 
全統マーク模試の場合、第1志望から第9志望まで、全部で9校記載できますので、空欄を作ることなく、すべて記入してきてください。
 
なお、例年、国公立大の記載は5校までという上限があります。(今年から制度がかわる可能性もあるので、注意書きをよく読んでください。)
 
ここで、国公立専願の方は、実際には私立大学を受験しなくても、残りの欄(4校)を私立大学から選んで埋めてきてください。
 
なお、医学部と獣医学部は、すべての大学が偏差値60以上で「団子」になっているため、まだ勉強をはじめたばかりの方は、どこの大学を書いたところで同じような(厳しい)判定しかでません。
 
もちろん、春の模試は、成績や合格可能性判定に期待することなく、現状学力=出発点を把握するためのものなので、それほど深刻になる必要はありません。
 
しかし、冒頭で述べたことの繰り返しになりますが、せっかく受験料を払って、貴重な日曜日を丸一日使って受けにいくので、最大限の「お土産」をもらってきましょう。
 

さて、通常の学部の受験戦略では…

 
(1)憧れ校 (別名、記念受験校)
→1校
 
(2)本命校 (ここに到達するつもりでこれから頑張っていく)
→2~3校程度
 
(3)現実校 (このままてを抜かずにやっていけば受かりそう)
→2~3校程度
 
(4)安全校 (本番で失敗しても受かりそう)
→1~2校
 
以上のような分布で、受けていきます。
 
 
歯学部、薬学部、看護学部などは、まんべんなく偏差値分布しているので、この王道の戦略に沿って、記載すればOKです。
 
一方、医学部、獣医学部の場合には、特に未だ履修していない科目のある人の場合には、(4)はおろか、(3)も(2)もなく、すべてが(1)という状態になってしまいます。
 
そこで、本命以外の学部であっても、受験科目の組合せが近い学部=周辺医療系学部を組合せて、書いていきます。
 
【前年度模試成績から推測して、偏差値60程度はあると想定される人】
または 【偏差値60程度以上の大学理系学部出身者(ただし推薦入学の場合は除く)】
 
(1)偏差値70.0以上の憧れ校
 
(2)偏差値65.0前後の今年の目標校
→1~3校
 
(3)偏差値60.0~62.5程度の本命校
→2~4校
 
(4)偏差値55.0~57.5程度の冷静な滑り止め校
→2~3校 (他学部)
 
(5)偏差値50程度のA判定をもらって自信にする校
→1~2校
 
 
【前年度模試偏差値が未だ60に到達していない人】
または 【未だ受験歴なし】
 
(1)偏差値65.0以上の「遠い憧れ」校
→1校
 
(2)偏差値60.0~62.5程度の「ここが最終目標」校
→2~3校
 
(3)偏差値55.0~57.5程度の「いまの現実」校
→2~3校 (他学部)
 
(4)偏差値50程度の「まずはここをクリア」校
→1~2校
 
(5)偏差値40台の「おさえておきたい」校
→1校
 
==
 
*各大学・学部の偏差値については、全統ランキングを参照してください。 http://www.keinet.ne.jp/rank/
 

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【国公立】医歯薬保健(全統2014)
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【私立】医歯薬保健(全統2014)
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【国公立】農獣(全統2014)
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【私立】農獣(全統2014)
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